髭に黒いブツブツができているのは、髭の埋没毛(埋もれ毛) かもしれません。
埋没毛は髭が皮膚の中に埋まる症状なので、髭を剃っても簡単に解決できません。
現在髭の埋没毛に悩んでいる方のために、今回は髭の埋没毛の治し方と今後起こさないための予防方法を紹介。
「最近、髭に黒いブツブツが増えてきた」という人は、治し方に目を通しておきましょう。
\自宅で出来る対処方法も紹介/
髭の埋没毛の治し方を先に見る>>
※上記のボタンをタップすると下にスクロールします。
埋没毛を放置するとニキビなどの肌トラブルの原因になるぞ。
だから、ただの埋もれ毛だと甘くみないように!
目次
埋没毛は「毛穴が塞がってる」「毛穴が癒着している」状態
髭の埋没毛は上記画像のように、
- 毛穴を皮膚が覆い髭が埋まっている
- 毛穴が癒着して髭が埋まっている
といったどちらかの状態で引き起こります。
症状の原因はどちらも毛穴へのダメージ 。
毛穴がダメージを受けると、かさぶたのように毛穴が覆われたり癒着してケアしようします。
皮膚の中に閉じ込められているので“単なる髭剃り”では解消できません。
髭の埋没毛を引き起こす3つの悪習慣
前述したとおり髭の埋没毛の原因は「毛穴へのダメージ」。
毛穴に負担をかけてしまう男性の悪しき習慣が以下の3つです。
- 髭を毛抜で抜く
- 髭の流れとは逆に剃る
- 除毛クリームやブラジリアンワックスを使う
髭を抜いたり、毛の流れとは逆に剃るというのは男性あるあるの処理だと思います。
どちらも埋没毛の引き金になりかねないので、心あたりがある方は今すぐやめましょう。
また除毛クリームやブラジリアンワックスは、髭に使用できない商品がほとんど。
皮膚の薄い髭には負担が大きいので、現在使っているアイテムが髭OKか確認してください。
髭の埋没毛の治し方3つを紹介
髭の埋没毛は毛穴のケアが完了すれば、毛穴が広がって基本的には約1ヶ月ほどで自然と治ります 。
しかし「できるだけ早く髭の埋没毛を治したい」というのであれば、以下の3つの方法で対処してみてください。
- 蒸しタオルと保湿クリームで毛穴を開かせる
- スクラブで古い角質を剥がす
- 髭脱毛で髭自体をなくす
①蒸しタオルと保湿クリームを使えば毛穴が開きやすい
毛穴が癒着したタイプの埋没毛だと、蒸しタオル と保湿クリーム を使うと毛穴が開きやすくなります。
※髭を触ってみてブツブツ突起状なら、毛穴が皮膚に覆われるタイプの埋没毛の可能性が高いです。
- 【蒸しタオル】
タオルから出る蒸気が毛穴を開く - 【保湿クリーム】
皮膚を柔らかくする作用がある
日頃から保湿クリームで髭をケアしつつ、蒸しタオルで毛穴を広げるのがベスト。
特に乾燥肌の男性は上記のケアを取り入れてみて下さい。
「乾いた土」のように乾燥した肌は硬いから毛穴が広がりにくいんだ。
②スクラブ洗顔で古い角質を剥がして埋もれた髭を出す
毛穴が皮膚で覆われているタイプの埋没毛なら、スクラブ を使うのが効果的。
スクラブはザラザラした小さい粒が含まれた洗顔料で、肌の角質をかきとりながら綺麗にするアイテムです。
※角質とは、皮膚の表面の層のことです。
▼ギャツビーの男性用スクラブ▼
ドラッグストアなどで購入できます。
ザラザラした粒で髭を洗うことで、毛穴を塞いでる角質を剥がすという仕組みです。
ただし使いすぎると肌を痛めるので、使用頻度には注意。
余計な肌トラブルを避けるためにも週に1~2回が適切です 。
使うときは、肌を傷つけないように優しく撫でるようにしよう。
③髭脱毛すれば埋没毛を根本的に治せる
埋もれた髭を確実に処理するなら髭脱毛 も一つの手。
- 皮膚の中の髭にも効果があるから、埋もれていても処理できる
- 半永久的に髭が生えてこなくなるので、今後埋没毛にならない
このように髭脱毛をすれば、埋没毛を根本的に治せます。
また脱毛完了後は髭がしばらく生えてこないので、埋没毛になるリスクもなし。
お金に余裕があり、髭へのコンプレックスを抱いているなら髭脱毛も一考の余地ありです。
埋没毛解消には髭の「医療レーザー脱毛」がおすすめ
髭脱毛には、光脱毛と医療レーザー脱毛があります。
なかでも髭の埋没毛に効果的なのが、以下のような特徴がある医療レーザー脱毛 。
- 光脱毛よりもパワーが強い
- 光脱毛よりもレーザーの波長が長い
(レーザーが皮膚の奥まで届く)
髭の医療レーザー脱毛は光脱毛よりもパワーが強く、永久脱毛が認められています。
実は光脱毛は抑毛程度の効果しかなく、永久脱毛は認められてません。
きちんと皮膚の置くまで届くので、髭の埋没毛解消にも最適というわけです。
下記では髭の医療レーザー脱毛の回数や効果などを、より詳しく解説しています。
オススメの医療レーザー脱毛も紹介している ので、脱毛を検討しているならチェックしておきましょう。

毛穴をピンセットなどで無理やり広げて髭を抜くのはNG。
たしかに毛穴を広げれば髭は抜けますが、無理に広げると毛穴が傷むだけです。
毛穴が傷むと再び毛穴がふさがり埋没毛を繰り返すので、ピンセットなどで毛穴を広げるのはやめましょう。
髭の埋没毛を放置したときのリスク
上述したとおり髭の埋没毛は基本的には自然に治るもの。
しかし1ヶ月以上経っても髭が出てこず、皮膚の中の髭が伸び続けると肌荒れしたり、口周りが黒ずんでしまう恐れがあります。
毛穴を傷つけニキビや毛嚢炎ができる
皮膚に埋もれた髭が成長すると、毛穴に髭が刺さり毛穴を傷つけかねません。
穴が傷つくと細菌が入り込み、ニキビや毛嚢炎※ができる可能性もあります。
※毛嚢炎とは、ニキビのように毛穴に菌が入り吹き出物ができる症状です。

毛穴部分が腫れ上がり”しこり”ができる
皮膚中に髭の成長のもう一つのリスクは、毛穴を塞いでいる箇所を押し上げること。
髭がふさがった毛穴を押し上げると、毛穴部分が腫れ上がり「しこり」のような症状がでます。
色素沈着によって口周りが黒ずんで見える
毛穴が皮膚中の髭の成長により負担がかかると、肌を守ろうとメラニン色素(※)が発生。
※メラニン色素、皮膚に負担がかかると肌を黒くして外的刺激から守るために分泌される色素です。
メラニン色素は肌を黒くする性質があるので、口周りが黒ずむ色素沈着の原因になります。
上記のような症状を引き起こさないためにも、1ヶ月以上たっても髭が出てこないようなら皮膚科に行こう!
髭の埋没毛を繰り返さないための予防方法2つ
今後髭の埋没毛を起こさないためにも、
- 髭剃りのやり方を見直す
- 生活習慣を改善する
といったことを意識していきましょう。
①髭剃りのやり方を見直す
髭の埋没毛の主な原因が毎日の髭剃り。
髭剃りのやり方 を見直して埋没毛を予防しましょう。
◎電気シェーバーを使う
電気シェーバーは刃が肌に直接触れない構造なので、毛穴への負担が少ないです。
◎カミソリやシェーバーを定期的に交換する
カミソリを何ヶ月も使用すると、菌が繁殖し炎症のリスクがアップ。
3週間ほどを目安にカミソリやシェーバーの刃を交換してください。
(参考:横浜中央クリニック 男の身だしなみ。正しい髭の剃り方)
◎髭の流れに沿って剃り、最後に髭の流れとは逆に剃る
いきなり髭の流れと逆に剃ると毛穴に負担がかかります。
初めは髭の流れに沿って剃り、最後の仕上げに髭の流れと逆に剃りましょう。
◎髭を剃った後は保湿ケアをする
髭剃り後は少なからず肌に負担がかかった状態。
保湿ケアしてあげることで、肌の負担を和らげられます。
今まで同じカミソリを何ヶ月も使い続けていたり、すぐ髭を逆剃りしていた人は髭剃りのやり方を見直してください。
②生活習慣を改善して肌のターンオーバーを整える
髭の埋没毛は、肌のターンオーバーを整える ことも予防の一つの手。
※肌のターンオーバーは、肌が新しい肌に生まれ変わるサイクルです。
肌のターンオーバーが整うと、毛穴を覆っている古い皮膚の層が剥がれて髭が出てきやすくなります。
ターンオーバーを整える生活習慣がこちら。
- 22時~午前2時までに就寝する
- 一日6時間以上の睡眠をとる
- ストレスを溜め込まず、自分の好きな方法で適度にストレスを発散する
- コンビニ弁当ばかりでなく、栄養バランスのとれた食事をする
- 日差しの強い日は日焼け止めを塗り、紫外線を極力さける
仕事で忙しい男性だと22時までの就寝は難かもしれません。
忙しい方はまずはストレス発散 や食生活の見直し を図ってください。
髭の埋没毛になると治るまでに1ヶ月掛かる可能性があるので、トラブル回避のためにも生活習慣から見直していきましょう。
髭の埋没毛が起こったら「自己処理の見直し」のサイン
今回説明したとおり、髭の埋没毛は毛穴への負担が主な原因でした。
つまり髭の埋没毛が出来るということは、自己処理で肌へ負担がかかっている証拠。
毛穴を傷つける髭剃りになっていないか、今一度見直していきましょう。
- 蒸しタオルや保湿クリームで毛穴を開きやすくする
- スクラブで古い角質を剥がす
- 髭脱毛で皮膚の中の髭を根本的になくす
すでに髭の埋没毛の方は、上記の方法を試してみてください。
もし髭脱毛で埋没毛を治そうと考えている方は下記のページもチェック。
髭の埋没毛に最適な医療レーザー脱毛の効果や回数、値段を解説しています。
⇒髭(ヒゲ)の医療レーザー脱毛まとめ!回数や効果、痛みなど7つの特徴を解説!
- この記事の執筆者 -
マツオ
男性の人生を大きく変える、メンズ脱毛の有益な情報をお伝えします!
スポンサーリンク